「嘘をつきなさい。ただし、みんなが救われるような嘘をつきなさい。自分の心は傷つくだろうが、それに耐えて嘘をつきなさい」〜宇沢弘文氏が預けられた曹洞宗の住職の言葉〜

「みんなが救われるような嘘をつきなさい」〜宇沢弘文氏が預けられた曹洞宗の住職の言葉〜

毎日、毎日、コロナの話題ばかり、気が滅入ってきます。何かスカッとしたいな、と思い考えていた。週末に長距離ウォークでもするか!と、100キロウォークで使うリュックサックを引っ張り出した。ポケットの前回の残り物がないか調べていたら、なんと不明になっていた経済学者・宇沢弘文著『人間の経済学』の本が出てきた。

あら、ここにあったか!

と、パラパラと開き、末尾の方に来て、戦後直後の総理の石橋湛山の言葉が目に止まった。

「シロウトの経済学」

(以下、本より転載)

「私のときは、もとより、いわゆる学者ではないから、本を読んでも、誰がれが、どんな説を唱えたなどいうことは一向覚えていないし、覚えようともしなかった。ただ読んだ中から、実際に役に立つと思う点を拾い出し、それを自分の書いたり、実行したりすることに応用した。シロウトの経済学は、それで良いのではないかと思う」(「シロウトの経済学」、『石橋湛山全集』第14巻)

以上のところから読み出した。本の末尾まで10ページしかない部分だったが、湛山は「日本のケインズ」と称されるほど経済学に造詣が深い、と宇沢弘文氏が解説されています。

この石橋湛山は、自らのことを「有髪の僧」と常々語っていたとあった。

冒頭の言葉は、宇沢弘文氏が、東京の住まいが空襲て焼失し、父の元実家近くの曹洞宗の寺に戦後10年近く預けられた時に、日々聞く住職の言葉に啓発されていたことを振り返っている。

宇沢弘文は、お寺で修養している時、アダム・スミスの『国富論』の中にある

There  is  no  wealth,  but  life.

という言葉を「富を求めるのは、道を聞くためである」と訳し、経済学を学ぶときの基本姿勢としてきた、とありました。

石橋湛山は、経済学者ですが、政治家でもありましたから、常に弱者のことを気にかけた言動だったとも宇沢氏は振り返っています。

政治家は、"嘘をつく"のが上手?とも。自ら行いを隠す嘘は決して許されません。しかし、冒頭のような嘘は、後々には、理解されるのではと思います。曹洞宗の僧の言葉の全文は、

「嘘をつきなさい。ただし、みんなが救われるような嘘をつきなさい。自分の心は傷つくだろうが、それに耐えて嘘をつきなさい」

弱い人たちを救うような嘘を言えるようになりたいものですね。昼から哲学の話になりました。

*参考資料:宇沢弘文著『人間の経済学』

定期的に視察する八代港のコンテナヤードには、けっこうコンテナが3段積みの列が増えたように思います。

定期的に視察する八代港のコンテナヤードには、けっこうコンテナが3段積みの列が増えたように思います。

海運の需要高から、海外での港では、コンテナの積み残しも増えていると聞くので、九州内の各地のコンテナ積出港へ、トラック輸送が増えているのではと想像します。益々、八代港のコンテナ船の利用が増えると、宇土市街地を経由して、九州を北上する大型車両が増えると思います。
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<オミクロン株、ピークは早い?>自分の思い通りにならない時でも、投げ出してはいけない。反対に調子が良い時は"足を滑らす"(災害・災難)に襲われるので要注意。〜菜根譚〜

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<オミクロン株、ピークは早い?>自分の思い通りにならない時でも、投げ出してはいけない。反対に調子が良い時は"足を滑らす"(災害・災難)に襲われるので要注意。〜菜根譚〜

オミクロン株の拡大の速さに驚くとともに、身近な学校や保育所でも感染者が居るのが普通になっている。熊本県は、感染者1千人が目前となっている。

冒頭の言葉は、『菜根譚』の一節なのですが、

【現代語訳】
 恩情があつい時は、昔から災害を起こしやすい。だから、自分の思い通りになり、ここちよい時には早く反省して引き返すようにしなさい。
 また、物事が失敗した後には、逆に成功するものである。だから、自分の思い通りにならない時でも、やたらに手を放ち投げ出してはいけない。
(以上、『菜根譚』前集No.10)

地元和食店が、新型コロナ感染直前に開店した。以来、緊急事態宣言や蔓延防止重点措置など、店舗活動を休止したり、縮小したりしなければならない状況が続いている。そんな厳しい中でも、テイクアウト(持ち帰り)で頑張っていた時期もありました。

年末に、別の和食店が予約がいっぱいで、テイクアウトを頼んだら、まだ温かく、とてもおいしかったので、テイクアウトの技術が上がった、と思いました。

1月21日から蔓延防止重点措置が熊本県内に発令された直後の一昨日、地元和食屋にテイクアウトをお願いした。指定した時間より10分ほど早く店に到着したら、まだできていなくて少し待った。熱々のものを持って帰り、妻と食べたのですが、年末の店も、地元の店も"工夫しているな!"と思いました。

テイクアウトができる間、店の玄関ホール近くで待っていると、一組の家族が入ってきた。蔓延防止期間でも、日中は感染対策をちゃんとしているところには、来店しているのを見て、気分が明るくなりました。

話が、何を言っているか、あっちこっち飛んでいるのですが、要は「どんなに苦しい時でも、頑張っていれば、道は拓ける」と思ったことを書きたかったのです。

反対に、調子が良い時は"足を滑らす"(災害・災難)に襲われるものです。苦しい時だからこそ、足を滑らさないように、地にしっかり着けて、地道に続けていくことが大事と思います。

人生は、七転八倒、紆余曲折は当たり前、良い事は長く続かない。苦しい時の方が長く続く。明るい未来に期待して、日々を過ごさなければと思います。

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<オミクロン株、ピークは早い?>自分の思い通りにならない時でも、投げ出してはいけない。反対に調子が良い時は"足を滑らす"(災害・災難)に襲われるので要注意。〜菜根譚〜

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<オミクロン株、ピークは早い?>自分の思い通りにならない時でも、投げ出してはいけない。反対に調子が良い時は"足を滑らす"(災害・災難)に襲われるので要注意。〜菜根譚〜

オミクロン株の拡大の速さに驚くとともに、身近な学校や保育所でも感染者が居るのが普通になっている。熊本県は、感染者1千人が目前となっている。

冒頭の言葉は、『菜根譚』の一節なのですが、

【現代語訳】
 恩情があつい時は、昔から災害を起こしやすい。だから、自分の思い通りになり、ここちよい時には早く反省して引き返すようにしなさい。
 また、物事が失敗した後には、逆に成功するものである。だから、自分の思い通りにならない時でも、やたらに手を放ち投げ出してはいけない。
(以上、『菜根譚』前集No.10)

地元和食店が、新型コロナ感染直前に開店した。以来、緊急事態宣言や蔓延防止重点措置など、店舗活動を休止したり、縮小したりしなければならない状況が続いている。そんな厳しい中でも、テイクアウト(持ち帰り)で頑張っていた時期もありました。

年末に、別の和食店が予約がいっぱいで、テイクアウトを頼んだら、まだ温かく、とてもおいしかったので、テイクアウトの技術が上がった、と思いました。

1月21日から蔓延防止重点措置が熊本県内に発令された直後の一昨日、地元和食屋にテイクアウトをお願いした。指定した時間より10分ほど早く店に到着したら、まだできていなくて少し待った。熱々のものを持って帰り、妻と食べたのですが、年末の店も、地元の店も"工夫しているな!"と思いました。

テイクアウトができる間、店の玄関ホール近くで待っていると、一組の家族が入ってきた。蔓延防止期間でも、日中は感染対策をちゃんとしているところには、来店しているのを見て、気分が明るくなりました。

話が、何を言っているか、あっちこっち飛んでいるのですが、要は「どんなに苦しい時でも、頑張っていれば、道は拓ける」と思ったことを書きたかったのです。

反対に、調子が良い時は"足を滑らす"(災害・災難)に襲われるものです。苦しい時だからこそ、足を滑らさないように、地にしっかり着けて、地道に続いていくことが大事と思います。

人生は、七転八倒、紆余曲折は当たり前、良い事は長く続かない。苦しい時の方が長く続く。明るい未来に期待して、日々を過ごさなければと思います。

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<若い肥後の猛婦たちに期待>原爆は人の手によって作られ」「人の意思によって無くすことができる」〜熊本から核廃絶訴え〜

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<若い肥後の猛婦たちに期待>原爆は人の手によって作られ」「人の意思によって無くすことができる」〜熊本から核廃絶訴え〜

"ビリョクだがムリョクではない"

昨日、熊本の高校生有志10人が、核兵器禁止条約発効から丸1年になるので、核廃絶を願う「平和の詩」を発表し、日本の条約批准を訴えた。

詩の中で、

ビリョクだかムリョクではない

平和は願うだけでなく創るもの

原爆は人の手で作られ、人の意思によって無くすことができる

第24代高校生平和大使の福原杏さん(九州学院2年)ら5人が「平和の詩」を朗読した。

福原さんは、日本が条約を批准していないことについて
「被爆国の日本が批准していないのは危機的。核兵器を私たちの代です終わりにするために同世代に働き掛けていきたい」
と話した。
(以上、熊日記事の抜粋)

若い世代が、行動を起こすことはとても勇気が要りますが、その分価値は大きくなる。熊本から、強いメッセージを発信し続けてほしいですね。

今年は、明治の女性活動家で、熊本出身の矢島揖子さんの映画ができた。熊本は「肥後の猛婦」と言われるリーダーたちをを戦前戦後と出している。今の若い女性たちも、志をしっかり持って、世界で活躍するような人財に育ってほしい。

若い肥後の猛婦たちの活躍に期待します。

<見習う教師、反面教師>どんな人からでも学ぶことができる。

<見習う教師、反面教師>どんな人からでも学ぶことができる。

賢くて徳のある人を見ると、自分もこの人のようでありたいと思い、徳のない人を見ると、自分もこの人のようではないかと恐る。
(以上、岬龍一郎訳著『超訳 論語』より)

率先垂範で、自ら動き回る先生を見ると、あーなりたい!と思い。

愚痴ばかり語り、失敗したら周りのせいにする人を見ると、あんな風にはなりたくないなぁ、と思う。

さて自分は、どうなんだろうか?

自分ことは、よく見えないのが、自分です。

自分のことが分からないので、人の良いところを真似る。人の悪いところはしない。この両方を続けていくことが、自らの行動を修正することになるのかもしれません。

昨日の94歳の菓子職人が語っていました。

「仕事が仕事を教えてくれる」

この意味は、毎日の工夫、失敗から学ぶ、周りからの意見、から考える、すると新たな知恵が生まれる。

そこが、見習う教師、反面教師の意味だと思いました。

仕事が仕事を教えてくれる。

至言と思いました。

健康への過信は禁物、時々点検を〜「養生とは節にあり」(言志四録)〜

健康への過信は禁物、時々点検を〜「養生とは節にあり」(言志四録)〜

60歳から3年半が過ぎた、最近"50代の体力はなくなったなぁ"と実感することがしばしばある。

2年前の夏、3〜4日に一度、真夏の被災地へ災害ボランティア活動に出かけた。身体を常に使っている人でも、30℃をゆうに超える暑さの中の作業に、帰宅すると疲れが出た。

50代後半に、九州北部豪雨の災害ボランティア活動に行ったころは、回数は少なかったですが、未明に家を出て、県外の被災地へ受付前に現地に着き、一日中泥出し作業をして、遅くに帰宅しても、一日も休めば、体力は回復していました。あれから6年、60歳から3年もすると、体力が落ちたことを感じます。

60歳になったばかりは、50代の勢いでやっていましたが、やはりやり過ぎると、疲れが溜まってガクッとなって休養が必要となる。そんな経験が続いたら、やはり休みが必要と悟るべきと、先人も訓示しています。

「養生の工夫は、節の一字に在り」〜言志晩録No.280〜

【訳】養生の工夫をひと言で言えば、ものごとを過度にせず、節度を守るということにある。
(以上、『佐藤一斎一日一言』より)

その限界に気づかず、やり続けてしまうと、身体が悲鳴をあげる。これこそ、"自分は大丈夫!"の過信から、休息(養生)を忘れてやってしまう。

『論語』の四十にして立ち、五十にして天命を知り、六十にして耳従う。六十を超えたら、周りの声に耳を傾け、忠告や助言、特に心身の健康についてのアドバイスは、真摯に受け止め、健康診断含め、養生に努めることが重要と思います。

>節の一字に在り

なんでも度を過ぎたら反動がある。忙しい時ほど、"俺は大丈夫か?"と、前からだけでなく、後ろから、上から、斜めから、検証(心身を分析)することを、60歳からは必要と思います。

病気の因は、健康への過信から起こる。

「一病息災」なる教えがありますが、身体の心配ごとを一つ持っていると、無理をしない、周りも気をつけて注意する。これは、健康な人にも言えることで、齢(よわい)六十、注意の境(分岐点)と思い、時々我が身を点検しましょう。