<コロナ禍>「無事は有事の如く、有事は無事の如く」(西郷隆盛)

<コロナ禍>「無事は有事の如く、有事は無事の如く」(西郷隆盛)

「人が時流に適応できるかどうかだ」〜空海〜

外は雨音をたてているので、今朝は雨かと気付かされます。枕元の本『空海  人生の言葉』に、冒頭の言葉がありました。

【現代語訳】
私、空海は聞いています。
「道が栄えるか廃れるかは、
 人がその時流に対応できているかどうかだ」と。

[原文]
右、沙門空海聞く、道の興廃は人の時と時に非(あら)ざるとなり。

世界を恐怖に陥れ、命の危険と生活困窮に追い込んでいる新型コロナウィルス感染症は、未だに広がり続けています。

とうとう(やっと)全国に非常事態宣言と同じ要請を首相が出した。これは、飲食店だけでなく、多くの店舗を窮地に追い込むが、その意味を国民みんなが理解してはいるが、明日の仕事がない、月末の支払い、納税の義務は有る、そこから、店をたたむか、どうかの瀬戸際の状況です。

ここで問われるのは、政府の国民に対する支援だと思います。平時は、国民の繁栄から税金が集まり国を動かせます。しかし、国家の危機、国民の命の危機を前にして、国は何をしなければいけないか。

政府は、国民の生命、財産を守るために何をすべきか、

また、国民も国民として何をすべきか、問われるし、考えなければならない。

この危機的状況の中で、トップの発言は、国民の生命、さらに将来を左右することにつながります。ただ、無計画の発言では、国を混乱させます。

同じ空海の言葉に、以下があります。

【現代語訳】
まったく不思議なことは、
リーダーのたった一言が、
人をして賤しくもし、尊くもするのだから。

[原文]
奇なる哉君王一糸の命、人をして一賤また一尊ならしむ。

トップは、危機になった時に何を発言するのか。トップの言動は、その国そのものに影響する。

危機になった時こそ、トップ(リーダー)な真価が、問われます。

明治維新の元勲西郷隆盛は、若い志士に「政治は危機管理」と語っています。

順調な時(平時)に、危機(有事)の準備をしておき、危機の時は、その計画を淡々と遅滞なく実行する。

西郷隆盛は、以下の訓示を残しています。

「無事は有事の如く、有事は無事の如く」

 これは、禁門の変(蛤御門の変)の指揮を取る長州の志士、久坂玄瑞を語ったと言われています。西郷隆盛は、久坂玄瑞を評して「お地蔵さんのようだ」と、敵としながらの敬意を持っていたと言われます。

これは、トップだけでなく、一般人も、歴史を学び、出来事は繰り返されると思い、常に危機を想定し準備しておくこと、危機になったらその準備(計画)を遅滞なく実行するだけ、と西郷隆盛が語っています。

国家的危機であるコロナ感染症、国民の生命と財産を守るために、政府には全力をあげてコロナウィルス対策を遅滞なく実行してほしいです。

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