<憲法9条の改憲>平和は、世界の社会的共通資本の最低条件では。〜宇沢弘文〜

<憲法9条の改憲>平和は、世界の社会的共通資本の最低条件では。〜宇沢弘文〜

(少々長い文です。お時間あるときに・・・)

〜ローマ法王の言葉が世界を変えた〜

初日の視察研修を無事に終えて宿に帰り、熊本から大阪へ移動中に読んだ『人間の経済』(宇沢弘文著)

宇沢弘文博士の本に見つけた以下の言葉を紹介します。

(以下、本より抜粋です)

ローマ法王・ヨハネパウロ二世が来日された時に、広島と長崎を訪問された後に語られた言葉は、「平和は人類にとって、いちばん大事な共通の財産である。特に日本の平和憲法は、平和を守る非常に重要な役割を果たす社会的な資産である」(1981年)

マッカーサーが、なぜ大統領候補に上がったか?(実際は空中分解)
大統領の命令を聞き耳を持たないマッカーサーは朝鮮戦争中に解任された。ところが、帰国後上院の軍事外交合同委員会の公聴会で次のように証言します。

(以下、宇沢弘文著『人間の経済』より)

「日本の憲法に第九条を入れさせたのは私だ。それは幣原喜重郎が自分のところへ来て、こういったからだ。『軍人であるあなたにはいいづらいが、日本がこれから世界で生き延びいくためには、絶対に軍隊を持ってはいけない。だから、憲法の中に日本は軍隊を持たないということを明示的に入れたい』。私はそれに感動して、幣原に、いろいろ困難をともなうかもしれないが入れるように、とアドバイスした」
    この証言によって、アメリカ人のマッカーサーのイメージは百八十度変わりました。日本の平和憲法をつくった最大の功労者ということで、マッカーサーを大統領候補にしようと運動まで起こりました。
    しかし、マッカーサーは選挙事務所のスタッフと事ごとく言い争い、とうとうスタッフ全員がやめてしまったそうです。
(以上、本より)

とにかくマッカーサーは、陸軍学校をトップの超エリート意識が、最後まであった方で、大統領の命令も聞かない、退役軍人のデモにも興味を示さず弾圧しました。ともに戦地で戦った仲間にも興味を示さず、戦果を上げることに興味だけだったようです。

>日本の平和憲法をつくった最大の功労者ということで、マッカーサーを大統領候補にしようと運動まで起こりました。(中略)

当時の時代と今は違うかもしれませんが、ヨハネパウロ二世とマッカーサーの発言を支持したアメリカ人たちの思いは、現代の人々にも共感できる内容と思いました。

私は、防衛議員連盟に参加しています。それは、東日本大震災の復旧作業での大活躍の自衛隊に感動して、涙する思いでした。議連の名前は別として、自衛隊を心底応援したい思いで、宇土市議会防衛議員連盟に参加しています。

私は、憲法9条を支持したアメリカ人の思い、そしてローマ法王の言葉は、現代のリーダーたちがわすれてはいけない、太平洋戦争を経験した人類の知恵だったように思います。

マッカーサーは、わがままで当初の国民の思いを理解できず、世界のリーダーたちにローマ法王の思いは届かないままお亡くなりになりました。
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