一緒に立つことはできても、心を同じくして物事に応じて正しく判断して進むことは難しい。~論語の訓示~

一緒に立つことはできても、心を同じくして物事に応じて正しく判断して進むことは難しい。~論語の訓示~

先日、6年前の東日本大震災のボランティアネットワーク「熊本支援チーム(旧東日本大震災熊本支援チーム)」の活動報告会が開催されました。
昨年の地震被害直後から、若い世代を中心に被災者支援活動を起こし、約半年間、行政の支援が届かない様々な家庭を支えてきました。
東北を支援活動して来た仲間たちは、素晴らしいとつくづく思います。掛け声はあっても行動が伴わない。行動はしたが、継続でない。活動の継続はしても、主義主張が異なり、肝心な時にもめてしまう。よくある話です。

しかし、熊本支援チームは、行動の早さ、奉仕の精神は揺るぎない志でつながり、昨年の地震被害者支援は、経験を活かしたものとなりました。また、支援活動は継続しています。

古い偉人の訓示があります。

(以下、論語より)

子曰わく「與(とも)に共に学ぶべし、未(いま)だ與に道を、適(ゆ)くべからず。與に道を適くべし、未だ與に立つべからず。與に立つべし、未だ與に權(はか)るべからず」

【意味】
先師が言われた「一緒に学ぶことはできても、一緒に相携えて同じ道を行くことは難しい。一緒に道を行くことはできても、しっかりと信念をもって一緒に世に立つことは難しい。一緒に立つことはできても、心を同じくして物事に応じて正しく判断して進むことは難しい」
(以上、仮名論語より転載)

また別の訓示に、以下のものがあります。

子曰わく「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼(おそ)れず」。

【意味】
先師(孔子)が言われた「知者は物事の道理を弁えているので迷わない。仁者は私欲を捨てて天理のままに生きようとするので、心に悩みがない。勇者は意志が強いので何物にも恐れない」

>仁者は私欲を捨てて天理のままに生きようとするので、心に悩みがない。

振り返るに、熊本支援チームは、“私欲なく、とにかく思い立ったら動く!”のが、すごいところだと思います。

近々、熊本支援チームの熟年世代数名で、車座談義をやろうかと企画が進んでいますが、語らせると一人一時間はゆうに語る人ばかり、どんな晩餐になるか、楽しみです。

「五十にして天命を知る」、良き人生にするにも、後半生の生き方は大切だなと、つくづく思います

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